わたしのこと

人生の後半を何とか良くするために、色々模索中

甲状腺の検査

かかりつけ医が書いてくれた

紹介状を持って、

大学病院にやってきました。

 

はあ~~気が重い。

大学病院に行くと、重い病気の方もいらっしゃるし

しかも、こんなにたくさんの人たちが

何かしらの病にかかって、苦しんではるんやな

もうそれを見るだけで、どんどん気分が落ち込む。

 

予約制ではあるけど、

もちろん予約時間に呼ばれることは

めったにございません。

あるあるですね。

 

悶々としながら、待つこと小一時間。

椅子に腰をかけると、先生が

「それでは、血液検査をしてもらいましょうか。」

 

???!!!

ええっ!? また!

いやいや、それはこの間やってるよ、○○医院で!

(私のかかりつけ)

またするの?

だってここ、採血するだけでも一時間くらいかかるやん。

人だらけなんだよ~~(涙)

 

「それから、エコー検査もしてください。」

 

ガガーーン!!!!

 

えっ?えっ?

な、な、な、、なんで??

 

「あの先生、CT画像持ってきたんですけど、それではだめなんでしょうか?」

 

「うーん、エコーの方がいいと思います」

 

 

いやあぁぁぁぁーーーー

あかんあかん!これ絶対あかんやつや!!!

あかんやつや!

あかんやつやあぁぁーーー!!

 

「わかりました。。。。」

 

トボトボ、採血場所まで歩く。

うわっ、人だらけ。

この中に、何人重い病気を患ってる人がいるんだろう

明日をもわからない、今日という日を精いっぱい生きてる人が・・・

 

それから、何を思っていたか

あまり良く覚えてないけど

「大丈夫」と「覚悟決めて受け止めよう」を

シーソーのように、行ったり来たりしてたと思う。

 

採血が終わっても、

結果が先生の元に届くまで、一時間近くかかる

 

はあーー、はあーーーー、はあああーーーー

 

もう息の仕方もわからない

 

やっと呼ばれて、診察室に入った。

 

「橋本病なのは、間違いないですね。

エコーは予約がかなり詰まってますので

今からだと二か月先になります。

予約入れておきます。

その日は先にエコー検査を済ませてから

受付をしてくださいね。」

 

「はい。」

「はい。」

「はい。」

 

ただただ、先生の言葉に頷いて、

胸のあたりから上がってくる

絶望のような感情と

胃のあたりを、わしづかみされているような

息苦しさで、ヨタヨタになりながら

家まで車を運転した。

 

大丈夫、大丈夫。

もし悪い結果だとしても、すぐに死ぬわけじゃない。

そう、大丈夫、大丈夫。

 

まさか、こんな思いをする日が来るとは。

でも、世界中には

同じような苦しみや、

これ以上の悲しみを背負って

毎日を生きている人が

五万といる。

 

私はいつもと変わらない景色をみながら

「ありきたりの毎日がどれほど幸せなことか」

ひしひしと噛みしめていた。

 

 

追: そこまで大事に至らないことが

   後々わかるけど、本当にこの瞬間は

   もう死んじゃう!くらいの心境だった(怖)